盲導犬とALS患者

ただまだ問題があった。僕は、直接対面で話をするのはゆっくりならまだなんとかなるが、電話では言っている内容の8割は聞き取ってもらえない。対面だとゼスチャーが入るが、電話だと声でしか情報を伝えられないのが原因だと思っている。

これは、指電話アプリでなんとかしようと考えた。最近言語聴覚士さんから教えてもらったアプリだ。文字を入力すると音声が出るアプリで、今回の用途にぴったり・・・かと思ったら通話に対応していない。

岡さんが病院に行くのは明日で、ベスの代わりもすぐにはみつからない。そもそも盲導犬を新規導入するには2週間ほどかかるので、みつかっても明日すぐには対応できない。

テレビ電話でなんとかするしかない。指電話でなんとかするしかない。。。と懸命に考えていたら、ハッと思いついた。iPadで指電話アプリの音声をだし、iPhoneのテレビ電話で通話させるという方法だ。iPadのスピーカーとiPhoneのマイクを近接させたら音声は拾えた。

岡さんは、胸ポケットにiPhoneをいれ、カメラは岡さんの前方を写すようにした。イヤホンとマイクで通話が可能だ。

この方法はうまくいき、岡さんは無事にい病院に行くことができた。